【福岡】埋没法のやり直しのタイミング・施術の種類・クリニック選びのコツ

二重ラインの消失・緩み

埋没法は、医療用の細い糸でまぶたを固定して二重のラインを作る施術です。時間の経過や目を擦るなどの刺激によって、糸が緩んでラインが薄くなる、あるいは完全に取れてしまうことがあります。特に、まぶたに厚みがある場合や、留め数が少ない施術を受けた場合に起こりやすいです。

希望のデザインと異なる

例えば、広すぎる二重幅は「ハム目」と呼ばれる食い込みの強い不自然な見た目になることがあります。カウンセリング時に医師とのイメージ共有が不十分だった場合、希望のデザインと異なる仕上がりになる要因となります。

糸が透けて見える・飛び出る

皮膚を通して糸玉が透けて見えたり、まぶたの裏側や表面から糸の一部が露出したりするトラブルです。糸の露出は見た目の問題だけでなく、チクチクとした違和感や角膜を傷つけるリスクもあるため、早期の対応が必要となります。

二重のラインがガタつく・食い込みが強すぎる

二重ラインの一部が不自然に折れ曲がったり、複数のラインが出現したりして、二重ラインが不安定になるケースです。糸の食い込みが強すぎることで、不自然な印象になることもあります。

やり直しのタイミングは？

不満が生じたからといって、すぐにやり直しの施術ができるわけではありません。タイミングを見極めることが重要です。

術後の腫れ・むくみが落ち着くのを待つ

施術直後は、腫れやむくみによって二重の幅が広くなったり、左右差が出たりすることがあります。腫れが完全に落ち着き、仕上がりが安定するまでには、少なくとも1～3ヶ月、できれば半年程度の期間を設けることが推奨されます。この期間が経過しても不満が解消されない場合に、本格的にやり直しを検討します。

二重幅を狭くしたい場合の注意点

二重幅を狭くする場合は、前回の施術で作られた二重の癒着が強くなる前に抜糸を行うことで、元のまぶたの状態に近づきます。施術後2ヶ月以内など、クリニックによって推奨時期があるため、早めに医師へ相談しましょう。

糸の露出や炎症がある場合

糸が露出している、まぶたに強い炎症や感染の兆候が見られる場合は、すぐにクリニックを受診し、適切な処置を受ける必要があります。

一般的な修正方法

埋没法の修正は、抜糸してから再手術を行う方法、抜糸せずにそのまま再手術を行う方法に分けられます。

抜糸後に再手術

前回の埋没法で使用した糸を抜去し、まぶたを元の状態に近づけてから、新しいデザインで再度埋没法を行う方法です。

適応ケースは以下のとおりです。

• ラインが不自然に食い込んでいる
• 糸が露出している
• 前回の糸により、新しいライン形成が難しい場合

メリットは、まぶたにかかっている負担を軽減し、前回の影響を受けにくい状態で希望のデザインを再構築できます。

抜糸せずラインを変更する

前回の糸をそのまま残した状態で、新しい位置に糸を留め直して二重ラインを形成する方法です。

適応ケースとして以下が挙げられます。

• 前回のラインが完全に取れたが、糸の悪影響がない場合
• 元のラインより広い幅への修正を希望する場合

まぶたに残る糸の本数が増えるため、まぶたの状態を正確に判断する必要があります。

埋没法による修正が難しい場合は、切開法による修正が検討されることもあります。切開法は皮膚を切開するため、より永続的なライン形成が可能ですが、ダウンタイムは長くなる傾向です。

従来の手法とは異なるオリジナルの「LS法」

従来の埋没法が持つ持続性の不安や、ダウンタイムの長さといった課題に対し、アーティスクリニック博多では、これらの点を改善・改良したオリジナルの「LS法」をご案内しています。

• 持続力の高さ：従来法に比べて持続力が強く、ラインの消失や緩みのリスクを軽減
• 負担軽減：腫れや痛みといった負担をできる限り軽減し、ダウンタイムの短縮に配慮
• 柔軟な修正への対応：将来的なデザイン変更や微調整など、柔軟な修正に対応
• 手術痕の残りづらさ：まぶたの裏側が変形せず、手術の痕跡がほとんど残らないよう配慮

LS法は、泣いたようなわずかな腫れで済むため、短期間でのやり直しにも対応しやすい施術です。さらに、埋没法の抜糸後もすぐにLS法での再手術に移行できます。

修正手術の流れ

1．カウンセリングと診察

前回の施術がいつ、どのような方法で行われたのか、なぜ不満があるのか、医師に伝えます。前回施術の記録や写真があれば持参するのもおすすめです。医師はまぶたの状態を診察し、修正の難易度と可能性を判断します。

2．施術方法とデザインの決定

カウンセリング結果に基づき、抜糸の必要性、施術法、新しい二重デザインを決定します。理想の仕上がりを医師と共有することが、修正を成功させる鍵となります。

3．施術

修正手術は前回の組織の変化があるため、通常よりも時間がかかる場合があります。術後は、医師の指示に従って安静に過ごします。

予期せぬトラブルや不安が生じた場合に、相談できる窓口や保証制度の有無も、事前に確認しておくことが重要です。

クリニック選びで確認したいこと

修正手術ではクリニック選びも重要です。

経験と技術力

修正は初めての施術に比べて難易度が高く、糸の処理や癒着した組織への対応など、高度な技術と経験が求められます。クリニックが他院修正に対応しているか、修正の実績があるかを確認することがポイントです。

丁寧で親身なカウンセリング体制

デザインの不一致による不満などを避けるには、医師とのコミュニケーションが大切です。希望に耳を傾けるだけでなく、実現可能なデザインの提案、リスクや限界についても明確に説明してくれるかどうかを確認しましょう。

アクセスと通いやすさ

万が一のトラブルの際にすぐに来院できるよう、クリニックの立地やアクセス面などを確認することも、ポイントの一つといえます。